依頼前に把握しておこう！人事制度の整備をアウトソーシングするポイント

いざ人事制度をアウトソーシングしようと思っても、どのアウトソーサーに依頼すればいいのかわからないものです。ここでは、アウトソーサーに正式に依頼する前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

実績を確認

依頼したいアウトソーサーを見つけたら、今までの受注実績を確認しておきましょう。複雑な人事制度の整備には、専門性の高い知識と豊富な経験が必要となります。安心して人事制度の整備を依頼できるアウトソーサーであるか否か、実績をチェックしてみます。受注数や導入事例をみることも大切ですが、顧客である企業の規模に注目してください。顧客が大企業ばかりのアウトソーサーに、中小企業の人事制度を整備してもらうよりも、同じ中小企業の顧客を抱えているアウトソーサーの方が適任だといえます。依頼するのであれば、業種や従業員数など、自社に似通った企業の受注数が多いアウトソーサーを選びましょう。

費用を確認

人事制度そのものではなく、一部だけ整えてほしいという企業もあるでしょう。アウトソーシングする際には、人事制度そのものを整える費用ではなく、依頼したいサービスと依頼が不要なサービスに分けて算出してもらってください。正式な依頼をする前に、見積もりを出してもらうと良いでしょう。詳細な見積もりを出してくれるアウトソーサーは、信用できるといえます。

連携できるか確認

人事制度の整備を丸投げしてしまうと、社内では採用していないシステムが組み込まれてしまう可能性があります。昇給制度や雇用形態、給与の算出方法など、アウトソーサーに依頼する際には、社内でどのようなシステムを採用しているのか伝えておきましょう。また、どのような変更を期待しているのか、目標も明確にしておくと安心です。依頼者とアウトソーサーが認識をすり合わせて、クオリティの高い人事制度の整備を目指しましょう。