人事制度に関する業務を外部委託するメリット・デメリット

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人事制度は、自社の状況に合わせて適切にカスタマイズする必要があります。
このとき、この人事制度に関する業務を外部委託(アウトソーシング)するかどうかは要検討です。
ここでは、人事制度に関する業務をアウトソーシングするメリット・デメリットについてご紹介します。

人事制度に関する業務をアウトソーシングするメリット

人事制度に関する業務をアウトソーシングするメリットとしては、確実性が高いことが挙げられます。
人事に関するコンサルティング業務を担当しているような会社だと、ノウハウが蓄積されており、業務形態や社員の数などに合わせて適切な人事制度を構築してもらえる可能性が高いです。
自社内でノウハウが不足しており、適切な人事制度がどのようなものかわからないという場合にはこのような確実性はありません。
かえってリソースを無駄にしてしまい、社員のやる気を削いでしまったり生産性を落としてしまったりとような結果になってしまうというようなことも考えられます。
そして外部に委託することで、社員の多くはその人事制度に関してリソースを割かなくて済むことになるので、委託している間は業務に集中することも可能になるのです。

人事制度に関する業務をアウトソーシングするデメリット

人事制度に関する業務をアウトソーシングするデメリットは、まずコストがかかってしまうことです。
場合によってはコストが掛かりすぎて損失になるというケースもあります。
また、アウトソーシングを利用することで、学ぶことが少なければ自社内で人事制度に関するノウハウが蓄積されず、またアウトソーシングを利用することになり、更にコストがかかります。
自社内で今後はどうにか回していきたいということであれば、アウトソーシングの会社から人事制度について学ぶ姿勢が必要になるといえるでしょう。